代表あいさつ

大きな車体、大きな音、わくわくする振動。
私は小さな頃からダンプが大好きでした。
その憧れは大人になっても変わらず、20歳で1台の中古ダンプを手に入れ、
そこから私のダンプ人生が始まりました。
「兄ちゃん、運転上手いなぁ!」
「挨拶もしっかり出来て仕事もきっちりこなして、えらいなぁ!」
大好きなダンプに乗りながら褒めてもらえる、
この仕事が私にとって天職だと思いました。

職人気質なこの業界、人と人との絆や温かさに触れ、
諸先輩方から多大なご恩を受ける場面が多々ありました。
土を建設現場から処分場まで運ぶ、シンプルな仕事ではありますが、
日々お客様の期待に応えるべく、全ての現場に於いて誠心誠意を尽くす。
そこで私を気に入ってくださったお客様が、
知り合いの業者様を紹介してくれる。
そのような働き方を続けることで徐々に同業者や取引先にも認められ、
横の繋がりを伸ばし、信用力を強めていきました。

心の刀を磨き、かっこよく生きる ~We take PRIDE in our works~

これは当社の大事にしている言葉です。
他を斬るためではなく、己を律し、己の弱さを断ち切るための刀。
常にプロ意識を忘れず、身だしなみや車両を整え、礼儀を重んじ、
スキルを磨く。心の刀が輝き続ける為にも、
日々の小さな努力の積み重ねを怠りません。
私自身はもちろん、
ともに働く従業員にも日頃から心の刀を磨き続けてほしいと思っています。
その為には従業員にとって働きやすい環境を整える事も、
経営者の重要な仕事の一つと私は捉えています。

2025年には大阪万博の開催が決定しています。
建設業界は盛り上がりを見せる一方で、
慢性的な人手不足や若手の人材育成、生産性の向上など、
課題も沢山あります。

2020年には、コロナウイルスにより、
建設業界も大きな影響を受けました。
そのような中、非接触の決済サービスの導入や、計量器付きバックホーの導入、
GPSを活用したダンプトラックの位置情報のトラッキングなど、
新たなIT機器を導入し、業界における新しい取り組みにチャレンジしています。

このようにITを活用し効率化を図って、従業員の負担を減らせないか。
また、SDGsへの貢献として、残土の再利用などを常に考え、
持続可能な社会を目指します。

当社は、これらの課題について、従業員同士、
あるいは協力会社様と日々情報を交換しながら新しい事に挑戦し続けています。ダンプを通じて、関わる全ての人に笑顔を運びたい。
今はまだ試行錯誤の真っただ中ですが、周りの人々に助けられながら、
一歩ずつ着実に前進しています。